大根の保存方法と保存期間の目安、そして鉄分が50倍、カルシウムが23倍になる驚異の耳バナ保存法をご紹介します。
大根は、煮物や味噌汁、漬物など
毎日の食卓に欠かせない野菜ですね。
特に冬は、大根の旬(11月~3月)の季節で
みずみずしく美味しい大根がお手頃価格で手に入ります。
寒い日は、大根豚肉鍋や大根おろし鍋など、
温かくて簡単につくれる大根レシピが人気です。
でも大根1本買ったときは
残りは冷蔵庫でシワシワにしてしまいがちですね。
そこで、大根の保存テクニックをご紹介、鉄分50倍も必見ですよ。
大根の保存方法 鉄分50倍、カルシウム23倍にする耳バナ保存法!
大根の保存方法 鉄分を50倍、カルシウムを23倍にする耳バナ保存法は、
大根を干すという選択肢です。
大根は、干し野菜のなかでも、特に栄養価が急増する野菜のひとつでなんですね。
ただ、めんどくさいからといって
電子レンジやオーブンで乾燥させると効果は半減するので注意です。
イチオシは天日干し一択ですが
1日干しと3日干しとでは、
3日干しのほうが糖度、カルシウムいずれも大幅にUPするのでおすすめです。
干した大根は、たくわんが代表的ですよね。
たくわんの場合は、戻さず漬物にしますが、
煮物の場合は水で戻して使います。
大根の葉も干せば、保存食(ふりかけ)としても利用できます。
なので調理する種類によって切り方を変え、
それぞれビニール袋に入れて保存しておくと便利です。
大根の保存方法 干す手順と保存期間
干す手順:
1,大根の根も葉も洗う
葉は振り洗いして土を落とします。
2,大根をカットする
大根の皮ごと千切り、拍子切り、ピーラーで後の料理に使いやすいようにカットします。
3,カットした大根を干す
竹ザルや干しカゴなどに並べて2日~3日ほど干します。
葉は、細く切ってから干します。
4,保存袋に入れて保存する
すぐ使わないときは保存袋にいれて保存しますが
しっかり乾燥させてからでないとカビることがあるので注意です。
干す道具はこのような感じのものがあります。↓
保存期間:
1ヶ月ぐらいが目安です 。
大根の保存方法 常温保存するときのポイントと保存期間
常温保存するときのポイント:
1,大根を買ってきたら、 まずは葉を切り落とし、根から栄養分の吸い上げを防止します。
2,細かい ひげ根もきれいに取り除きます。
3,まるまる1本保存するときは、新聞紙に包んで立てて保存します。
4,新聞紙がないときは、キッチンペーパーでもOKです。
常温保存の保存期間:
1本まるごと買ってきた状態にもよりますが、
冬場:1ヶ月
夏場:5日になります。
ただ、使いかけの大根は、水分が抜けるのが早く、傷みも速まるので
新聞紙ではなくラップで包んで保存します。
常温保存ではなく、なるべく早めに冷蔵庫へ移すことをおすすめします。
大根の保存方法 冷蔵保存するときのポイントと保存期間と大根の選び方
冷蔵保存するときのポイント:
1,大根の葉を切り落とします。
2,大根の根を冷蔵庫にはいる大きさに、1/2または1/3にカットします。
3,乾燥しないようにぴっちりラップで包みます。
4,冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
牛乳パックを利用すると野菜室が整理でき、見やすく取り出しやすいです。
5,葉は新鮮なうちに、ゆでたり、細かく刻んで塩もみにしてから小分けしてラップや保存袋に入れて保存します。
すぐ使う予定がないときは、ラップに包んでおきましょう。
100均セリアでは、このような新鮮野菜ケースが販売されています。
詳しい 新鮮野菜ケースの情報は、こちらからご覧になれます。
冷蔵での保存期間:
白い根の部分:2週間
葉の部分:2~3日
大根の選び方:
葉は、緑色が濃いものを選んでくださいね
根の部分は、色が白くて、ひげ根が少ない、ずっしり重みのあるものがよい大根です。
大根おろしの効果がスゴイ!
大根を生で食べられるものといえば、大根おろしが代表的です。
この大根おろしの辛味成分が、血液さらさら、消化促進、殺菌作用が期待されます。
なので大根をおろしたときに出る汁も残さず、食べきってくださいね。
大根の保存方法 冷凍保存するときのポイントと保存期間
大根を冷凍保存するポイント:
1,大根おろしを冷凍する場合
軽く水けを切って冷凍用保存袋に平らにして冷凍保存するのがポイントです。
解凍は使う前日に冷蔵庫に移し、自然解凍してください。
2,大根の煮物の下ごしらえで保存する場合
大根の皮を剥いて、いちょう切りや短冊切りにして冷凍用保存袋に入れて保存します。
3,茹でて保存する場合は、固めにゆでます。
大根を冷凍保存するメリット:
おでん用に厚めに切った冷凍大根は、調理後は歯ごたえがないように感じるかもですが、
薄切りや大根おろしなら、食感はほとんどかわりません。
解凍しないでそのまま調理できますし、
味のしみこみも早く、時短で手軽に作れます。
冷凍での保存期間:
1カ月ぐらいは日持ちします。
大根の保存方法 漬物にして保存する
大根の保存期間が長いものといえば、たくわん漬けですよね。
糠床につけておけば半年や1年は長持ちします。
ただ、自分で漬けるとなるとなかなか難しいです。
私が簡単に作っている大根の浅漬けは、保存期間は3日ほどですが
大根のべったら漬け風だったり、大根の塩昆布の大根の浅漬です。
大根の浅漬べったら風
大根をいちょう切りにして、少しの砂糖と切り昆布、それにらっきょう酢と合わせました。
しばらくすると水が上がり、すぐ食べることができ、少人数の箸休めにピッタリです。
大根の塩こんぶ浅漬け
こちらは、大根のいちょう切りと塩こんぶのみ、
お酢の嫌いな方にはいいかもです。
容器は100均で買いました。
けっこう重宝しています。
さいごに
大根の保存方法と保存期間の目安&鉄分50倍の耳バナ保存法とは?
をご紹介しました。
大根の保存方法として干す、
常温で、冷蔵で、冷凍で、漬物で
保存する方法と保存期間がお分かりいただけたと思います。
保存の仕方によって
栄養も味も変わってくるので
大根の保存方法を知らないと損ですよね。
タマネギの保存法も紹介しています。
よろしかったら参考にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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