かぼちゃのβ-カロテン3.5倍にする方法!美容に欠かせない種・ワタ・皮についてご紹介しています。
かぼちゃは煮ても揚げても美味しい食べ物ですが、1つが大きかったり、皮が硬かったりで扱いにくい点もありますよね。
しかし、強い抗酸化作用があり、様々な健康への働きが報告されたお助け野菜でもあるのです。
とくに女性にとっては美容に欠かせない食品で種もワタも皮も食べなくてはもったいない緑黄色野菜なんです。
そこで欲張って、もっと美容に良い方法として、かぼちゃのβカロテンを3.5倍にする方法を教えます。保存法や
かぼちゃのβ-カロテンを3.5倍にするには?
かぼちゃのβ-カロテンを3.5倍にする方法は、生のまま、まるごと常温保存で追熟し、完熟させると叶います。
収穫の3ヶ月後には、β-カロテンがピーク、3.5倍に、目を守るルテインは4倍にもUPするためです。
夏に収穫されたばかりの かぼちゃを手に入れたときは、食べたいのを我慢して、βカロテン、ルテインを引き出してから食べてください。
また、デンプンが糖に変わるのでより一層甘みも増し、おいしくなります。
追熟の方法は、切らずにまるごが正解です。
10~15℃の直射日光が当たらない風通しのいい場所に置きます。
完熟のサインは
ヘタにヒビが入り、皮の色がオレンジかかってきたら完熟した証拠です。
注意することは、
追熟中にヘタがやわらかくなったり、カビてきたりすることがありますので、こんなときは、中止してできるだけ早く食べてしまいましょう 。
なお、スーパーなどで売っている かぼちゃは、追熟済がほとんどです。
β-カロテン、ルテインが豊富なので、てんぷらに煮物にと、切り口が新鮮なうちにどんどん活用してみてくださいね。
カボチャを日持ちさせる方法とは?
かぼちゃを日持ちさせるには、皮の硬いかぼちゃを選び、できるだけ早く、種とワタを取り除きます。
なぜなら種とワタの部分は水分が多いので、かぼちゃの腐れが始まるからです。
カボチャの保存方法とは?
また、 かぼちゃの保存方法ですが、スーパーなどで売られているのは1/4カットのカボチャなら、種とワタを取ってから冷蔵庫の野菜室で保存します。
日持ちは4~5日と、結構短いです。
さらに使い切れないときは、生のまま冷凍してもOKです。
このときは、使いやすい用途にカットして、小分けし、空気を抜きながらラップし、フリーザーパックに入れて保存します。
日持ちは10日程度、長めなので少し安心ですよね。
ただ、冷凍したときは、解凍しないで調理することがおすすめ、
ぐちゃぐちゃになることを防げます。
かぼちゃの種・ワタ・皮は捨てないで!
夏の緑黄野菜の代表 かぼちゃは、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維がバランス良く含まれています。
その成分は大地の奇跡ともいわれているほどです。
なので、 かぼちゃの種やワタ、皮に至るまで、捨てたらもったいないです。
**️⃣*️⃣かぼちゃは美容成分いっぱい
【ワタ】:実の5倍ものβ-カロテンを含んでいます。
【皮】:βカロテンのほとんどは皮、実の約26倍です。
【種】:たくさんのビタミンやミネラル、抗酸化成分が含まれ、プロテインについては実の138倍!食物繊維も39倍含まれています。
かぼちゃは捨てるところがない野菜です。
収穫したかぼちゃなら秋ごろまで熟成させて、スーパーで買ったかぼちゃなら早めに4~5日で食べましょう。
【参考】『その料理、9割に栄養を捨ててます!』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部監修 世界文化社出版
■かぼちゃの種 素焼きを見つけたのでご案内します。
↓
さいごに
カボチャのβ-カロテン3.5倍にする方法
日持ちと保存と種・ワタ・皮についてご紹介しました。
カボチャを日持ちさせるには種・ワタを取り除く・・・でしたね。
捨ててしまう方がほとんどですが、β-カロテンやプロテインの数値がわかるとむやみに捨てられなくなりませんか?
女性にとっても美容に、健康にと、嬉しい成分がいっぱいです。
煮物など時間のかかるものは、やってられないとは思いますが、カボチャは、煮物のなかでも比較的早く煮えます。
おいしい緑黄色野菜ですので、実も種もワタも一緒に煮て、これを機会に大地の奇跡でご家族の健康を補ってくださいね。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。
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