キャベツのレシピは簡単なものが多く家族に喜ばれる一方で、冷蔵庫内で切り口が黒くなったり、茶褐色になったりして、使えないこともありますね。
そこで、この記事ではキャベツを選ぶ方法から長持ちする保存方法のコツや保存期間そして安全な食べ方を紹介しています。
上手なキャベツ選びと栄養まるっと摂るコツ
上手なキャベツ選びのコツ
はじめに、キャベツを選ぶコツをお伝えします。
- 外側の葉の緑色がはっきりしている
- 持ったとき、ずっしりと重さが感じられる
- ひっくり返して切り口が変色していない
経済的なら、丸ごと買うのがお得です。
無駄にしないで使い切るコツもお伝えしていきますので丸のままを選んでくださいね。
栄養をまるっと摂るコツツの栄養分を捨てないポイント
キャベツの栄養をまるっと摂るコツは、キャベツの芯を捨てないことです。
キャベツの葉の成長は、キャベツの芯から栄養をもらっているから!
栄養の貯蔵庫のキャベツ芯は、捨てないで食べるのがポイントです。
ただ、芯は時間がたつと葉の養分を吸収してしまうので、早めに芯から調理することがコツです。
新鮮なうちにキャベツのサラダやキャベツのスープなどにすると
柔らかく甘いのでおいしく食べれます。
ここからはキャベツの保存方法についてお伝えします。
キャベツの常温保存 保存期間と常温保存のコツ
キャベツは、常温・冷蔵・冷凍・天干など保存しやすい野菜です。
それぞれを分けて説明します。
キャベツの常温保存
- キャベツの芯の部分をくり抜き濡らしたティッシュを詰める
- 新聞紙で包む
- 冷暗所におく
キャベツの芯は時間がたつと葉の養分を吸収してしまうので、芯の部分を包丁でカットし、濡らしたティッシュを詰めておきます。
これがキャベツを日持ちさせるコツです。
芯は、新鮮なら、柔らかですが、時間経過で固くなります。
こうなっては、いくら栄養の宝庫としても食べられなくなります。
新聞に包んで芯を下にし、冷暗所に保存します。
料理に使うときは、キャベツの葉は、外側から剥いて使います。
使うたびにティッシュを交換しておきましょう。
保存期間は、3~4日。
保存期間までに消費できないときは、早めに冷蔵庫へ移すことをおすすめします。
キャベツの冷蔵保存のコツと保存期間
キャベツの冷蔵保存は、野菜室が最適!
保存期間は、2週間が目安です。
常温保存と同様に、芯をくり抜き、濡らしたティッシュを詰めるのが、新鮮さを保つコツです。
ティッシュは次の料理に使うときまで交換しなくてOKです。
冷蔵保存の方法は、キャベツを新聞紙に包んでポリ袋に入れ、口は軽く閉じるのがポイントです。
葉を使うときは、やはり外側から順にはずして使います。
キャベツの冷凍保存のコツ
キャベツをゆでて冷凍した場合の保存期間は約1か月が目安です。
生のまま冷凍保存するときは、1か月より早めに使い切りましょう。
調理しやすいように、料理のイメージに合わせてキャベツをカットしてから、冷凍するのがコツです。
キャベツのサラダは簡単で洋食風にもなりますし、豚肉の味噌炒めで中華風にしたり、キャベツツナパスタでイタリアン風にしたり、キャベツ豚肉鍋や味噌汁で和食にと、冷凍キャベツは、多くの料理がすぐできるので主婦の味方です。
キャベツの粗切り(ざく切り)を冷凍保存してみた!
キャベツの粗切りは、
焼きそば、回鍋肉(ホイコーロー)、パスタ料理にと挙げたらきりがないくらい多いです。
冷凍キャベツは、ほぼ味が変わらないという利点があり、急いで調理するときはほんとに助かりますよ。
キャベツの千切りを冷凍保存してみた!
キャベツの千切りは、冷凍に向いています。
ちょっと切るのが面倒な千切り。
とんかつの付け合せに、多めにつくって余ったときは、冷凍しておけばコールスローなどに利用できます。
もともとコールスローは、キャベツに塩をふり、しなやかにした料理。キャベツのシャキッとした食感は薄れますが、違和感なく、おいしく、時短で調理できます。
1/8にカットしたキャベツを保存する
ポトフやスープに大きめにカットした料理には、冷凍キャベツは、甘みよく、味のしみ込みが早く、やわらか・時短で調理ができるのでおすすめです。
美味しさのコツは
キャベツを急冷すること。
それには、金属トレーを使えば急冷できます。
急冷したら、トレーから外し、冷凍保存袋に入れて保存します。
キャベツの冷凍保存 メリットとは?
- 解凍しないでそのまま調理できる
- 火の通りが早いので、時短調理ができる
- 無駄にしないキャベツの使い方ができる
そんないい事ずくめのキャベツ冷凍保存ですが、凍ったまま調理するので、事前にキャベツを洗うことも忘れないでくださいね。
キャベツの美味しい時季と安心な食べ方
キャベツの美味しい時季
旬の時季がもっとも美味しいです。
春キャベツは、3~5月に出回ります。
旬でないときも新鮮なものなら、とてもおいしく、栄養価が高く、日持ちのよいキャベツを選ぶことができます。
たとえば、
秋(11月)から冬(2月)にかけて収穫されるのも甘くて美味しいです。
淡色野菜の 中でも 最もビタミン C が多いのがキャベツ!
ビタミンUも含まれているので、食べると元気がでますよね。
ちなみにビタミンUは、胃腸薬で有名なキャベジンの成分です。
キャベツの安心な食べ方
外葉は1~2枚は取って捨てます。
葉は良く洗います。
生で食べるときは、切ってから水に5分ほどつけておくとより安心です。
なぜならば、
キャベツは害虫駆除のため農薬が何回も散布されていますので注意が必要なんです。
まとめ
キャベツは、冷凍・常温・冷蔵庫で保存ができることをお伝えしました。
その他にも今回お伝えしていませんが、漬物にしたり、干して保存する方法もあります。
キャベツの保存で注意することは、
キャベツの芯をくり抜いて日持ちをよくすること。
キャベツの葉の芯は栄養分が豊富なのでなるべく料理に利用すること。
農薬の心配があるので、外葉は1~2枚はとって捨てることです。
メリッットは、
冷凍することでキャベツの保存期間はぐ~ンと伸バスことができるので、
キャベツを丸ごと購入しても無駄にならず家計に優しいことがあげられます。
キャベツの芯をくり抜くのは、面倒かもしれませんが日持ちがよくなるので。ぜひやってみてくださいね。
【参考文献】
もっと野菜を、生のままベジ冷凍
食品の保存テク
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